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父親とともに初めて焼肉屋へ。これを書いてる現在ではほぼ19歳(あと2日で19歳)なんですけど、この世に生を受けてからいまだかつて焼き肉屋というものに行ったことがなかったんですよ。 父親と外出することがあったので、誘われるままにチェーン店っぽい焼肉屋へ。入場システム(テーマパークかよ)はほとんどファミレスと一緒。空いてる席に通されました。席に座ってそこについているメニューを見て決めます。メニューを見ても何が旨いのか良くわからんので父さんに適当に選んでもらいました。 焼肉というもの自体は初めてじゃないですよ。実家にいたころは焼肉は一ヶ月に1度ぐらいのペースで出てきましたもん。ただ、問題は出てくる肉は全部豚の脂身。婆ちゃんが好きだったからという理由のみで豚の脂身を焼けば焼肉という固定観念が出来上がってきそうな感じ。ダメな例ですな。 そんなわけでちゃんとした赤身の多い肉をそれなりの店で食うのは初めてなのでドキドキバグバグでした。バグバグってのはあくまでも心臓の音であって、ものを食べる擬音じゃないです(要らん気遣いだ) 最初に出てきたのはカルビセット。カルビに関しては特に変な印象も無く。タダの赤身でしたよ。けれどもその赤身はしっかりとおいしい。上カルビとただのカルビの違いはわかりませんけれど、焼肉を無難においしく食べたいという欲望をあっさり満たしてくれるのが『カルビ』なんだなーと思いました。 さて。お次は一度食べてみたいと思っていたホルモンです。ぱっと見の外見が脳みそが崩れた感じでグロテスクでしたが、焼くときになってみれば細かく分割されてるのでたいしたこと無かったです。 適当に焼いてみるんですけど、どこが食べどころなのかさっぱりです。肉ってのは通常は焼ければ色が灰色or茶色に変化するのが常識じゃないですか。ところが、これは焼いても焼いても色が変わらない。父さんに聞いても『ああ、俺も知らねえんだ』という回答。仕方が無いので時間から大体判断。もぐもぐ……。 ……ガム? 食べても食べても終わりが無い。元からそれなりのやわらかさを備えてるので、ガムのように『やわらかくなってから飲み干す』ということが出来ないんでしょ。しかしそれでも肉本来の味は俺の舌に伝え続ける。非常に不思議な感覚でした。終わり無き食感だったので適当に飲み干しました。 次の相手は『牛塩タン』。タンってのは平たく言えば『舌』です。牛タンは皆さんご存知のとおり仙台の名産品なんですが、これまた生まれてから未だに食べたこと無かったんですよ。というわけでまたもドキドキ。 と思ってたら、父さんがなにやら細工を。どうやら牛塩タンは普通のたれで食べるわけじゃないみたいです。レモン汁+少量の塩で食すみたいです。その上、焼き方にもちょっとコツがありまして、焼きすぎないのがポイントだそうです。色が変わった直後に食べる勢いじゃないと硬くなるそうです。 味はといいますと、ぶっちゃけよく解りませんでした。だってレモン汁+塩がきつすぎたんですもん。食感はカルビよりも若干硬めでムチムチとした感じ。 レモン汁+塩のしょっぱいコンビのおかげでご飯が進む進む。語彙が貧弱ですみません。 お次はユッケ。これもまた未知の食べ物。名前だけは聞いたことあるけれど食べ物はどんなもんかわかりません。そこで運ばれてきたのが肉を刻んだものの上に卵黄が乗ったもの。これはどう焼けばいいのか……? 「そのまんま食えばいいんだよ」「マジかよ」 そんなわけで卵黄をぐちゃぐちゃと混ぜてさらにタレをかけて食べてみました。要は肉の刺身ですな。味はといいますと、そのまんま肉の刺身。そうとしか言いようが無い感じでした。生肉を食ったらこんな感じなんだろうなぁっていうイメージそのまんま。食感も同じく。魚の刺身と似たような食感でした。 じゃあまずいかといえばそうでもなく、なかなか美味しかったです。生肉の刺身ってのは非常に新鮮で、生卵+タレの組み合わせがまた絶妙。魚の刺身に醤油+山葵(わさび)が合うのと同じように、生肉には生卵+タレが合うみたいです。タレの中身を知らないので家庭では今のところ作れませんけど。 お次は『ジンギスカン』。ジンギスカンといえば肉の臭みがひどいというイメージを美味しんぼから入手してましたけれど、実際はそんなことは無かったです。たぶん風邪で鼻が詰まってたせいだと思うんですけれど。ちなみに臭みがあるのがマトン(羊)で臭みが無いのがマトン(子羊)らしいです。 食してみたところ、多少特徴的な味ではあるけれどそこまで嫌われるほどではないと思いました。食感は普通のカルビよりも若干やわらかめ。クセのある味ではありましたが、俺は普通に楽しんで食べれました。旨い旨い。 というわけで、初めての焼肉は非常に楽しむことが出来ました。高かったのが若干問題でしたが、まぁ他の店はもうちょっと安いでしょう。焼肉の唯一の問題といったら洋服にニオイが付くぐらいです。要ファブリーズ。 2006.5.3
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