|
それは俺が中学3年生の時のこと。とりあえず俺も受験生。というわけで、模試を受けた。きっかけは今やっている教材。通信教育みたいなやつ。中●出版。 模試の会場は盛岡(*1)の専門学校を借りるらしい。とにかく遠いので朝早く出発しなければいけない。地方の俺には辛い。なんでこんなに離れてるんじゃ。いつもなら夜1時まで起きているけどさすがに朝が辛くなるので夜12時に寝ることにする。(1時間ぽっちじゃたいしてかわりません) 翌日。 朝10時に開始するので10時に間に合えばいいやと思い少しゆったり出発(それでも朝7時30分出発だから十分早い)。が、FAX(*2)をよく見ると30分前に集合となっていた(汗)おいおい。まあとりあえず10時には間に合ったから良かったけど。途中に雪道(*3)とかあったりしてかなりはらはらさせられた。はらはらするのは試験だけで十分だっての。 さて、到着して教室にはいると。 空気が重い。 なんだこの空気。 今までに体験したことがない。 みんなが自分のことのみに集中して周りのことなぞ全くと言っていいほど気にしていない。全体的にぴりぴりした感じ。本当に初体験だった。恐い。 なにせ、俺の学校はバカ学校だからテスト用紙が配られるまではみんながわいわいしている。緊張など微塵も感じられない。てか、緊張という言葉を知らないんじゃねえのか?休み時間は友人と賑やかに雑談。そんな空気が普通だったから模試の空気はまるで別世界といった感じ。 「やばい。ここは俺のいる場所じゃない」と感じずにはいられない。だって自分のいる世界とあまりにも違いすぎるもん。たとえて言うなら すいかの山の中にミカンがあるような。 ライオンの群にウサギが行くような デブオタクが西洋風のダンスパーティーに行くような。 それぐらい場違い。『ここはてめえの来るところじゃねえ』といったオーラがぷんぷん匂っていやがる。半分おびえながら座席に着く。 問題自体は実力テスト(*4)に出るようなものだった。 問題形式は。 レベルはかなり高かった。なるほど、確かに全国レベルだ。さすが中央●版。これには俺も完敗だ。 休み時間も静かなまま。友達と来る人が少ないからだろうか?他の人に話しかける人も居なくトイレに行く人すらも少ない。静寂という言葉がぴったり。屁の一発でもぶちかましたら空気も和むんだろうか。なんだか孤立してるような気がした。たとえて言うならすいかの(略) 微妙におびえていると周りの人が物凄く頭がいい人ばかりのようにも思えてくる。ここまで来るともはや挙動不審のレベルにまで陥りそうだ。「俺だけバカなんじゃないのか」「みんなが俺を見下してる気がする」などなどネガティブな考えばかりが浮かんでくる。元々ネガティブ思考な俺だから堕ちる所まで堕ちていく。それはもう直滑降を下るソリのごとく。 昼食も1人で取った(当たり前) すっかり思考がネガティブになっているので自分の弁当すらも人より劣っているように感じた。別に変わった料理ではないのに。たかがいなりずしなのに。たかが冷凍食品なのに。 全5教科を終え心身共に疲れて模試は終わった。ストレスが一気に貯まったようだった。とりあえず役に立たない総括を。 1.試験会場の空気に馴染めていない。 2.ネガティブに考えすぎ。 3.時間に余裕を持て。 ・・・自分で書いててすごい不安になってきた。入試は大丈夫なんだろうか。 *1:岩手の県庁所在地。自宅から車で2時間半もかかる。岩手広すぎ(汗) *2:FAXを使う通信教育だったので連絡は殆どFAXを使った。 *3:平庭高原という山道はかなり雪が降る。更にカーブが多いので冬はとんでもない目に遭いかねない。 *4:休み明けなどに行われる定期テスト。中間と違いどこかの会社が作っているのでほぼ全国レベル。 2002.12.25
|