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今を生きる俺達にとって未来を完全に知ることは不可能だ。なぜなら未来を知るための要素が少ないからだ。 だが、逆に未来から情報を伝えに来たらどうだろう? 未来の人間が過去(もしくは今)に戻りその時代の自分に教えるのだ。「未来はこんな所だ。あそこでこうしていたから今こうなってしまった」などと詳しく説明する。他人が言うのではなく自分が自分に説教するのだ。そうなると過去の自分はどうするだろうか。未来を変えようと努力するのだろうか。 俺は過去に戻って変えようとしてもそれはかなり難しいことだと思っている。たとえば、大学受験をする高校生の俺がいるとする。そこに20歳の俺が来て「高校でがんばらないとI大学にはいることになる。もっと頑張ればT大学に入れるから頑張れ」といった趣旨のことを説明するとしよう。そう言われて一層努力するだろうか。 大学には行ったのはその努力した自分の結果であり、それ以上を求めるのは馬鹿な話なのだ。過去に戻り必死に説教しても既に予想されていることだから対して衝撃は受けない。そして現状のままI大学に行く。結局未来は変わらない。 藤子・F・藤雄さんが書いたマンガ(青い機械の耳無し猫がでてくる話)でこんな話があった。たとえば遠くへ行くときには電車やバスなど色々な交通手段があるけど結果的に目的地は同じだ。といった感じだった。つまり目的地(未来)を変えようとして乗り物(過程)を変えても目的地は変わらない(その本の中で言いたいこととは違うが。)未来は変えられない。 だからといって未来が変えられないということを逃げ口上にしてはいけない。自分で選んだなの未来だから自分で努力しなくては。 とはいえ未来から教えに来ることなど、たられば話で終わってしまうが。 2003/06/14
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