|
2003年現在の日本は学歴重視の社会です。良い学校を卒業したものはよく見られるし、対したことない学校ならそれなりの目で、中卒などになると白い目で見られることも少なくありません。 この学歴社会について異議を唱える人は何万人といますが今の日本は学歴社会のままです。 確かに学歴重視の社会は良くないと思います。学歴で人を判断する社会になった結果、良い会社に入るためには良い大学、良い大学にはいるためには良い高校…となり、東京などは幼稚園に入る頃から受験勉強をすることになるらしいです。つまり良い大学に入るためには高度な勉強を教える学校に入れればいい。その為には幼稚園から高度な学習をしないと追いつかないんですね。そして、学校だけでは間に合わないから塾に通わせて志望学校には入れるようにする。 義務教育と高校の9年間は精神が最も成長する時期だと思います。成長期と思春期の両方を過ごすわけですから。その大事な期間に勉強漬けになり、友達を一人作ることよりも熟語1語、英単語1つを覚える方が社会的に重視される。この辺は個人的に納得できないところです。子どもは外で遊ぶほうが良いのであって部屋に篭もるべきではないんです。 しかし学歴重視の社会がデメリットだらけならばこんな社会になるわけがありません。 では、何故学歴を重視するのか。 それは、人を評価するのが楽だからだと思います。 人間の価値は学歴だけでは決まるとは思っていません。体格、性格、人間関係、更には癖など色々な要素が混じった上で人は評価されるものだと思います。しかし、企業は仕事の出来る人間、優秀な労働力が欲しいんです。能力をはかる上で学歴はかなり良い指針なんだと思います。中卒よりも高卒の方がたくさん学習しているため優秀だと単純にはかれます。 もしも、学歴が関係ない場合は優秀な社員を捜すために長い時間をかけなければいけなくなる。企業はさっさと人材が欲しいわけだから時間はかけたくない。また、最終選考に残ったのが同じような人たちだと選ぶのに苦労する。そもそも今は人が余っている。そうすると学歴で足切りするのが一番手っ取り早いんです。 学歴偏重(へんちょう)の社会に反発するのも良し。でも、学歴偏重にもメリットはあるんです。そのことをよく考えて下さい。 自分の悪いところを学歴社会のせいにするなんてもってのほかです。 2003/03/31
|